先生と乙女座の恋★~秘密の恋事情~
「…で、なんでこんな時間にあの場にいたんですか?」
カップを片手に先生がわたしに問い掛ける。
「…それは……」
「それは?」
「……っ、先生に関係ありません。」
わたしはまた先生から顔を逸らす。
怖くて顔が見れない…
はぁ…
先生が息をひとつ吐いた。
「わたしは教師なんです。生徒がこんな時間にひとりで歩いていたら心配するんですよ?」
―――っ、
な、なに…それ?