先生と乙女座の恋★~秘密の恋事情~


あ…っ、ふかふかだ…。

座った瞬間、跳ねるように上がったソファーに無性に心地よさを感じた。

新しいおもちゃを見つけた子供のように、私は腰を浮かしては下げる、そしてそれを繰り返す。

私はやっと満足したかのように動きを止め、ソファーに座りなおした。








――――クスっ、

―!!!!

私は微かに聞こえた音に過敏に反応し、後ろに振り返った。

「…せっ、」

『なかなか、かわいらしいですね。』

先生は小悪魔のような笑みを浮かべ、私の方を見ていた。

――カァァアぁぁ!!!!

私はみるみる顔が赤くなり、今までのちょうどいい体温が嘘かのように、体中が熱くなる。


な、ななな………

『気に入ったのなら好きなだけ遊んでいただいてけっこうですよ』

………っ!!!

『そんなアナタを見ているのも、けっこう楽しいですから。』

むかぁぁあっ!!!!

先生は私とまったく正反対の表情を浮かべ、ニコっとまた妖しく微笑んだ。



「こ、この悪魔教師めぇぇえぇっ!!!!!!!」



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