先生と乙女座の恋★~秘密の恋事情~
「こんだけイロイロ世話してくれてありがたいにはありがたいけど、これは我慢の限界だぁ!!!!」
私は今までの思いが爆発したかのように、夜だと言うのも忘れたまま、先生に向かって怒鳴りだした。
「先生学校の時より性格違いすぎますっ!!学校だとニコニコしていつも優しいくせに、さっきから私に対してなんか悪魔みたいに物言うし、てかSすぎ……―」
『それがどうかしましたか?』
それでも先生の笑顔は途切れることなく、私の瞳を真っすぐ見てきた。
………この野郎……っ、
私は怒りの笑みを浮かべ、再度爆発しそうになる思いを必死に耐えていた。