先生と乙女座の恋★~秘密の恋事情~
キッチンへ行くと、先生がテーブルの椅子の横に立っていた。
私は少し足の進みを早くし、先生の元へ
先生は椅子を後ろへ引き、私をそこへ導いた。
私は少し遠慮がちに椅子へゆっくりと座る、そして先生は椅子を押し、自分も席へと着く。
誰かと食事を摂ったのは久しぶりだった
手を合わせて一緒に“いただきます”と言う
たったそれだけなのに、私は嬉しくて
なんだか いつもよりも
ご飯がおいしく感じしまった…―
それはただ単に先生の作ったご飯がおいしいからだったのか…
それとも、
誰かと一緒だったから
っていう単純な理由
からだったのかもしれない…