先生と乙女座の恋★~秘密の恋事情~
「てか小春~」
ん?
突然さっきまで黙っていた真梨が話しかけてきた
「さっき藍沢先生が“櫻井さんいますか?”って訪ねてきたんだけど…」
えっ!
「それいつ!?」
私は那恵の腕を退けて、真梨に近づいた。
先生がっ!
う~んと唸り真梨は上を向き、“あぁ!”と言い
「確か朝のHRが始まる少し前だった気がする」
「分かった!」
私はそれを聞くと勢いよく教室から飛び出した。