先生と乙女座の恋★~秘密の恋事情~
「先生っいつになったら話聞いてくれるんですか!?」
詰め寄るように彼女。
『まぁ近々聞きますから。』
先生はそれを笑顔で軽く返していく。
彼女の真剣さをあっさりスルーしてるよ……ιι
なんとなく呆れてしまう。
彼女は不満そうな顔で、ふと今まで先生に向けていた視線を私に移した。
――!
突然のことで少し目を見開く。
「櫻井…さん……?」
今まで私に気づいていなかったのか、彼女は途切れ途切れに言う。
私は無言のまま、困惑した表情で彼女を見た。
そして小さく愛想笑いで彼女に手を振る。
それを見た彼女は………
――キッ!!!
ものすごい形相で私を睨みつけてきた。
―――ιι!?!?
な なんなのっιι!?