君のキスはミルク味【短】
しかーし…
こんな日に限って先生に頼まれごとをされてしまうあたし。
半泣きになりながら先生に言われたプリントとじをした。
あたしを気にかけてくれていた心と茜が手伝ってくれているのが唯一の助け。
仕事がほぼ終わってくると、心と茜があたしを職員室から追い出した。
「あとはあたしたちがやるから!」
「佐藤くんまたせてるんだから早く行っといで!」
あたしは申し訳ないと思いながらも、心と茜に甘えることにした。