君のキスはミルク味【短】



あたしはさっと朝ちゃんから身を離した。







「…?」




朝ちゃんが不思議そうな顔をしている。



そんな朝ちゃんに、あたしは謝った。








「ごめんなさい…。」



「…?何が?」




さらに意味がわからなさそうに首をかしげている。







藤原くんの目の前で抱きついてしまって…




心の中でつぶやいて、あたしは自分の机に突っ伏した。









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