恋吹雪


「もうすぐ始まるよ!」




あたしは愛実に引っ張られて前の方に、こさせられた。



「よく見える!」


「うん!」








優が走る準備をしていた。



まぁこの時も、あたしは

優が1位になれるなんて思っていなかった。












パン!



ピストルの音が響いた。


一斉に歓声があがった。



優も走り出していた。




「「頑張れー!!!」」



優はどんどん周りの人を越していった。



「スゴいー・・・!」



スゴいや。
優は速いね!




あっと言う間にゴールしていた。




「「やったっ!!」」


あたしと愛実は顔を見合わせて笑った。


< 128 / 265 >

この作品をシェア

pagetop