恋吹雪
「何て書く!?」
「頑張れ優!なんてどう?」
「いいかも!」
「うん。書こーう!」
「ここ何色?」
「んー赤かな!?」
「メッセージも書かない?」
「いーよいーよ!」
「こんな感じかな?」
「やっぱりここなんか寂しい!」
「んーと愛実。絵、描いて良いよ」
「あと少しだねっ!」
時間は過ぎていった。
優に届くように・・・・
優がちょっとでも良いからあたしを見てくれますように。
そんなことを多々思いながら。
「「出来たー!!!!!」」
「これ完璧じゃない!」
「うん!うん!」
「これ応援に持ってこうね!」
「うんっ!!!」