恋吹雪
──・・・よーい
ドンッ!!!!
あたしは走り出した。
みんな速い〜・・・。
そんなことを思っていたけど。
一生懸命に走ったよ。
優は見てたかな?
「香音!頑張ぁっ!!」
愛実が応援しててくれた。
「ハァッハァッハァ・・・・」
疲れたー。
けど3位ぐらいでゴール!?
「どだった?」
「ヤバい!メッチャ速い」
「ありがとう・・・・」
あたしは微笑んだ。
少しだけ優の方を見てみる。
・・・・いない。
見てなかったかぁ。
頑張ったのに。
あたしは少し残念だったけど
優の応援をしてあげる!
「ねぇ。そろそろご飯食べよ」
「あっうん。お腹空いた〜」
あたし達はご飯にすることにした