恋吹雪


次の日。


「かのーん!一緒に帰ろっ?」


「あ・・・うん。いいよ」


あたしは新しく出来たクラスメートの友達と一緒に帰ることにした。


「あー拓斗だ・・・・」


「好きなの?」


「うん///」


拓斗は裏の校門で誰かを待っているようだった。


「へぇー知らなかった!」


「絶対秘密だよ!」


その子は顔を赤くしながら言った


「うん。言わないよ」



そっかぁ。
拓斗のこと好きなんだ。


「でも・・・美乃里待ってるんだよ?きっと」


「それ噂でしょ!?拓斗付き合ってないよ?」


「もう・・・いいの」


「付き合ってないってば!」


美乃里との噂・・・・
たくさんあるんだよね。

その子は悲しそうだった。


付き合ってないのに。

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