恋吹雪


あたしも走ろっと!



「うわぁー走ってるし」


そう話しかけてきたのは
優だった。
ちょうど校門のところだった。

帰る途中・・・かな?


「・・・っさいな。バイバイ──」


「じゃあな」




止まれば良かったかな?

だって走ってる途中だったから。



二人っきりだったのにね・・・・。


やっぱり優といると



なんでだろね──。調子狂うよ。



普通に接しられないし
緊張しちゃうんだぁ・・・・。






でも嬉しかった。
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