恋吹雪

-昼休み-


クラスのみんなで

鬼ごっこすることになった。


女子が鬼で男子が逃げるみたい。



優は走るの早いから

みんな優の方に行く。


紗南とは離れちゃって

愛美と一緒に歩いていた。


「誰かいないかな〜?」


「この中ににいそうじゃない?」


あたしが指差したのは

体育館。


愛美と一緒に入ってみた。

「あれ!?優じゃない?」


「ほんとだぁ・・・・」


優は窓の外にいた。


あたしはバレないように

下の窓から覗いた。


「愛美!!あたしたちの靴ばらまかれてるよ!」


「えぇ―!」


絶対・・・優だよ!!!!!




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