かわいそうな童話


「ねぇママ、パパは?」


6歳の頃だったかな?小学校1年生の時。


パパが居なくなった。



「店の女の子と浮気したて出て行った」

母は包み隠さず教えてくれた


その子は18歳の若い子で、パパとは20歳も歳が離れてたそう


「あんたも私も捨てられたのよ。パパは私達なんていらないんだって」


私は大きな声でないた


母はリビングのテーブルに座ったままタバコを吸っていた



その日から母は毎日のように男を家に連れ込んだ


夜中の3時くらいだろうか、酔っ払った母は私の寝てる横で男と抱き合う


ある日は店の黒服、ある日はお客さん、ある日はよくわからない男の人


幼いながらに見ないように見ないようにに、涙を隠しながら朝が来るのを待った。



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