かわいそうな童話
するとそこには男の子が座っていた
「え」
一瞬時が止まった
なにが起こってるのかわからない
「誰?」
「僕?」
男の子は無邪気に笑った
小学校5年生くらいだろか
しかし何かちぐはぐで
平成に居てはいけない気がした。
「そうよ」
「ピーターパンだよ」
男の子はニヤッと笑った
「は?ピーターパン?」
「そう!君を迎えに来たんだ」
「私を迎えに?」
「ネバーランドに行こうよ。最高の国だよ!」