宿命(仮)


「こわぁ〜。そんな怒らんくてもいいやん。」

佐倉が軽く口を尖らせた。

「いや、怒ってるんやなくて…その…ちょっと声大きかっただけ。ごめん」

ちらっと、佐倉のほうを見る。



こんな奴相手に向きになって…
はあ、何やってんの?あたし。
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