春灯〜日々幸せに思う〜
「とりあえずじゃあ、春輝と遼平が今からスピーチしまーす、手紙をスピーチしてくれまーす!」
裕香の声で私たちはパチパチと拍手をした。
「じゃあ、まず春輝から!」
「えー、、、
20歳の俺へ
元気ですか?俺はサッカーが好きです。
部活の引退試合で俺が良いプレーが出来なかったこと、それが俺が部活で後悔している唯一のことです。
だから高校生、大学生になっても大好きなサッカーはやめないでください。
それと、紗南のことは大事にできていますか。
俺が紗南を守ってあげないとだめだからな。
しっかりしろよ。
少しは20歳の俺、勇気だせよな。
だそうです。終わります。」
え?私?
私って春輝とそんな仲良しだっけ?