春灯〜日々幸せに思う〜


私この人となんかあったっけ…?


「お、遼平に春輝に紗南じゃないか〜、久しぶり!」


先生がこっちにきた。
タバコの匂いが染み付いたスーツ。

先生と目があう。

「紗南は綺麗になったな〜」


先生が私の頭を触ろうとした。
すると遼平がパッと先生の手を止めた。


「お前の顔は俺が1番見たくねーよ。あっち行け。」


といい、すごい形相で先生を睨みつけた。


「じゃあ、邪魔者の先生は違うところに行こうかな、おーい久坂部〜!」


< 20 / 36 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop