真実~闇に染められたココロ~
「っと、話が脱線してるじゃねーかよ。」


いやいや私のせいじゃないし‼︎


「で?何があったんだよ?
あと言っていいか…お前、華龍の姫だろ」


ドキリ。


「前は…ね。」


「ふぅーん。」


なによ。人に聞いといて興味なさそうに。


「ちょっと来い。」


「はい??」


資料室をでて、どこかへ行く。


颯は痛いと言ったから手首は離して
くれたけど代わりに私の右手を
引っ張って行く。
< 19 / 99 >

この作品をシェア

pagetop