真実~闇に染められたココロ~
隣でシャツがめくれてチラッと
鍛えたお腹を見せながら寝てる
颯に私は呟いた。
そしたら寝言なのか
颯が口を動かした。
「ごめんな…守ってやれなくて…
ごめんな…本当に。─────京香。」
あぁ。コレだ。私はすぐに確信した。
颯が今もずっと抱えてる事には
この、京香っていう人が大きく
関わってるんだ って。
家に帰ってパソコンでも使って
調べたら実名もわかってるんだし、