脱☆幼馴染大作戦!
「ち、ちょっと何すんのよ!」
不覚にも、少しドキドキする。
パクッ…
「ひ、ひゃぁ…っ!」
い、今何したコイツ!?
み、耳食べた!?
耳元からは、ククッと面白そうに笑う日向の声と
目の前には、びっくりして目を見開いている清水くん。
ちょ、本当に、ど、どうなって…
すると、パッと私を離した日向。
そして、トンっと私の背中を押した。
私はよろけて、清水くんに支えられる。
「色香はこんなことだけで、そうやって真っ赤になんの。」