脱☆幼馴染大作戦!
「い、いや、違う、何でもないの!」
私の変態!!はずかし!!
「それにしても愛里ちゃん遅いね。」
「んー、私たちに気を遣ってるとか…?」
愛里ならめちゃくちゃあり得る。
「まあどっちみち日向もまだまだ来ないし、勉強しとこっか。」
圭太がそう切り替えて、バッグを持ち上げて机に置き、教科書を取り出す。
「よし、今日は絶対物理完璧にする!」
「物理なら日向1番得意だしいけそうだね!」
「うん、なんてったってアインシュタイン2世だからね!」
私がバカなことを言うと、そうなんだ!と圭太は笑ってくれた。