お天道な君
そうだ、僕は神様だぞ?


威張ったっていいじゃないか


神様ってこと打ち明けるか


そしたらきっといい風にしてくれるだろう


楽してシタノオシゴトできるなら万々歳だ


しかも彼女の記憶は消えるんだからなにも問題ないじゃないか


そうかこーゆー使い方もあったんだな


「お、おい、女」


「なに」


お、おい、敵視しすぎじゃないか?


すっごい睨まれているぞ?


「こ、ここはお前の家なのか?」


負けないぞ僕は


人間になんてひるまないぞ


「そうよ」


「ぼ、僕はだな、じ、実は「神様なんでしょう」


「へ?」
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