恋した人は、漫画の住人
　ある日私は登美子さん、一応私と龍の家に帰っていた。
　次の日は土曜日だから休みのうちに私や他の生徒達も家に帰るんです。そして、また月曜日に帰って来ます。
　そして、その日の午後に私宛に手紙が届いていた。
　　　　内容は・・・

　『初めまして、私は芳沢　麗華と言います。貴女と話したい事があります。不安であるならば、誰か頼れる人を連れてきてください。日曜日の午後一時は如何ですか？都合が悪ければ連絡してください。』

　と、少し馴れ馴れしいような、そうでもない様な手紙だった。私は登美子さんに相談した。

「芳沢　麗華・・・」

「知ってるの？登美子さん。」

「えぇ、新聞記者よ。そして、知り合い。」

「登美子さんの知り合いだったんだ。でも新聞記者さんが私に何のようなんだろ？」

「それはわからないわ。」

「登美子さん、日曜日って書いてあるけど、登美子さん日曜日は如何ですか？」

「春ちゃん、御免ね。その日は如何しても抜けられない仕事があるの。でも、他に誰もいないし・・・」

「う～ん・・・他に頼れる人は・・・？」

「そうねぇ・・・」

　私と登美子さんは暫く考えていた。
　数時間ほど、考えているとドアが開く音がした。
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表紙・目次

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