恋した人は、漫画の住人
「お兄さんの意見も最もだけど・・・何かがおかしいんです。・・・」
「何がおかしいんですか?」
「実はその発電所は風力発電なの、確かに何らかのガスで爆発した可能性もあるけど・・・でも、警察の調べた情報によるとガスの量が多すぎるんです。風力発電所に出るガスとはとても思えないんです。でも・・・」
「警察はのこの事件を有耶無耶にした。そして、事故だと決めた。・・・それは何故ですか?」
「分からない・・・私は、ずっとお二人の死の原因を反対し続けてきました。でも、誰も、信じてはくれなかったんです。」
「警察もですか?」
「警察だと尚更です。この事件を有耶無耶にしたんですから。」
「そうですか・・・」
「それで、俺らを呼んだ理由は?」
さっきまで黙っていた龍が突然発言した。
「ええ、実は、お二人のことを出来るだけ話してくれないかしら?」
「例えば何を?」
龍は大人びた(大人なんだけど)顔して麗華に質問した。
「そうね、事件の前のお二人の様子は、覚えてらっしゃいますか?」
「いえ・・・よく覚えていません。」
「俺も・・・」
「そうですか・・・では、お二人が悩んでいたこととかは知りませんか?」
「いえ、特に悩んではいませんでした。何時もどうりで。」
「俺らがお二人を最期に見たのは二人の笑っている顔でした。」
「その頃は確かお兄さんは15でしたね。まだ、日本にいたときですね。」
「俺は高3までこの日本(くに)にいました。」
「何がおかしいんですか?」
「実はその発電所は風力発電なの、確かに何らかのガスで爆発した可能性もあるけど・・・でも、警察の調べた情報によるとガスの量が多すぎるんです。風力発電所に出るガスとはとても思えないんです。でも・・・」
「警察はのこの事件を有耶無耶にした。そして、事故だと決めた。・・・それは何故ですか?」
「分からない・・・私は、ずっとお二人の死の原因を反対し続けてきました。でも、誰も、信じてはくれなかったんです。」
「警察もですか?」
「警察だと尚更です。この事件を有耶無耶にしたんですから。」
「そうですか・・・」
「それで、俺らを呼んだ理由は?」
さっきまで黙っていた龍が突然発言した。
「ええ、実は、お二人のことを出来るだけ話してくれないかしら?」
「例えば何を?」
龍は大人びた(大人なんだけど)顔して麗華に質問した。
「そうね、事件の前のお二人の様子は、覚えてらっしゃいますか?」
「いえ・・・よく覚えていません。」
「俺も・・・」
「そうですか・・・では、お二人が悩んでいたこととかは知りませんか?」
「いえ、特に悩んではいませんでした。何時もどうりで。」
「俺らがお二人を最期に見たのは二人の笑っている顔でした。」
「その頃は確かお兄さんは15でしたね。まだ、日本にいたときですね。」
「俺は高3までこの日本(くに)にいました。」