恋した人は、漫画の住人
全く眠れずに朝になった。
と言っても、まだ5時半だった。
私は、まだ困惑しながら自分の隣を見た。其処には掛け布団を被っただけで寝ている大松晋也が規則正しい寝息を立てていた。
如何やら、傷は大丈夫らしい。少しだけ安心した。でも、まだ困惑は続く。困惑のほかに疑問も生じた。
何故、漫画の中の彼がここに居るのか?何故怪我をしているのか?何故、私の部屋に居るのか?
一番気になる疑問は前者だった。
「トリップ・・・ってやつ?」
でも、トリップって三次元の人が二次元へ行くことだったと思う。
じゃあ、トリップの反対は・・・・やっぱ知らない。
「でも、考えても仕方ないし・・・凄く早い気がするけどご飯にしよう。」
この寮の朝ごはんは、自分で作ってよし(材料は自分で揃える)学食で食べてよし。
私は、後者なんだけど・・・今日は前者にしよう。見られたくないものもあるし・・・
一応用意している小型冷蔵庫の中から材料を出して適当なものを作った。
でも、大松晋也は全く起きる気配がない。聞こえるのは規則正しい寝息だけだった。
「出来れば早く起きてくれれば嬉しいんだけどなぁ。」
と、一人呟いた。
だって、何時までもこんな所で寝ててもらっちゃ困る。授業だってあるし。まだ、龍だって日本に居るから部屋に入ってくる事があるかも知れないし。それ以前に人に見られて何か誤解されたらたまったもんじゃない。早く起きてくれないかなぁ・・・はぁ
と言っても、まだ5時半だった。
私は、まだ困惑しながら自分の隣を見た。其処には掛け布団を被っただけで寝ている大松晋也が規則正しい寝息を立てていた。
如何やら、傷は大丈夫らしい。少しだけ安心した。でも、まだ困惑は続く。困惑のほかに疑問も生じた。
何故、漫画の中の彼がここに居るのか?何故怪我をしているのか?何故、私の部屋に居るのか?
一番気になる疑問は前者だった。
「トリップ・・・ってやつ?」
でも、トリップって三次元の人が二次元へ行くことだったと思う。
じゃあ、トリップの反対は・・・・やっぱ知らない。
「でも、考えても仕方ないし・・・凄く早い気がするけどご飯にしよう。」
この寮の朝ごはんは、自分で作ってよし(材料は自分で揃える)学食で食べてよし。
私は、後者なんだけど・・・今日は前者にしよう。見られたくないものもあるし・・・
一応用意している小型冷蔵庫の中から材料を出して適当なものを作った。
でも、大松晋也は全く起きる気配がない。聞こえるのは規則正しい寝息だけだった。
「出来れば早く起きてくれれば嬉しいんだけどなぁ。」
と、一人呟いた。
だって、何時までもこんな所で寝ててもらっちゃ困る。授業だってあるし。まだ、龍だって日本に居るから部屋に入ってくる事があるかも知れないし。それ以前に人に見られて何か誤解されたらたまったもんじゃない。早く起きてくれないかなぁ・・・はぁ