恋した人は、漫画の住人
全く授業に集中出来ないままやっとの事でお昼休みになった。
琉璃ちゃんと麻ちゃんに誘われたが、今は呑気に友達とご飯を食べていられない。だって、そうこうしているうちに大松晋也が起きてしまったら大変なことになる。
琉璃ちゃんと麻ちゃんは私の焦りぶりに不審そうにしていたが了承してくれた。
「琉璃ちゃん、麻ちゃん。有難う。大好きだよ~!」
と、自分の部屋の前で叫んだ。
今、寮に居る人は一人もいない。皆、お昼を食べているから居るほうが可笑しい。
私は緊張しながら扉を開けた。
部屋の中はいたって静かであった。
「まだ、起きてないんだね。」
でも、呼吸が小さくなっている気がして、まるで死んでるように思えた。
「大丈夫だよね。」
彼に顔を近づけてみる。彼の顔はとっても整っていてカッコよかった。それでいて、心臓がバクバクした。こんなカンジは初めてだった。
「まさかね・・・」
その時は、こんなカンジに誤魔化していた。
でも、大松晋也は一向に起きる気配がなく、結局お昼休みは終わってしまった。・・・お昼食べ損なった。・・・・・・・・・泣きそう。
私は、飲み物だけ飲んで部屋を出た。確り鍵も閉めた。
「春ちゃん。お昼食べた?」
教室に着くと琉璃ちゃんが心配して寄ってきた。
「あんたのことだから、どうせ食べ損なったんでしょ?」
鋭い麻ちゃんが菓子パンをくれた。
「有難う~~~。麻ちゃん。」
「はいはい。」
「クスッ」
麻ちゃんはきついけど実は面倒見がよくて、とっても頼りになる。あれ、私って麻ちゃんに面倒を見られてる?
琉璃ちゃんは何時も優しい。麻ちゃんと違って何時も優しい。(柔道してる時は違うけど)
琉璃ちゃんと麻ちゃんに誘われたが、今は呑気に友達とご飯を食べていられない。だって、そうこうしているうちに大松晋也が起きてしまったら大変なことになる。
琉璃ちゃんと麻ちゃんは私の焦りぶりに不審そうにしていたが了承してくれた。
「琉璃ちゃん、麻ちゃん。有難う。大好きだよ~!」
と、自分の部屋の前で叫んだ。
今、寮に居る人は一人もいない。皆、お昼を食べているから居るほうが可笑しい。
私は緊張しながら扉を開けた。
部屋の中はいたって静かであった。
「まだ、起きてないんだね。」
でも、呼吸が小さくなっている気がして、まるで死んでるように思えた。
「大丈夫だよね。」
彼に顔を近づけてみる。彼の顔はとっても整っていてカッコよかった。それでいて、心臓がバクバクした。こんなカンジは初めてだった。
「まさかね・・・」
その時は、こんなカンジに誤魔化していた。
でも、大松晋也は一向に起きる気配がなく、結局お昼休みは終わってしまった。・・・お昼食べ損なった。・・・・・・・・・泣きそう。
私は、飲み物だけ飲んで部屋を出た。確り鍵も閉めた。
「春ちゃん。お昼食べた?」
教室に着くと琉璃ちゃんが心配して寄ってきた。
「あんたのことだから、どうせ食べ損なったんでしょ?」
鋭い麻ちゃんが菓子パンをくれた。
「有難う~~~。麻ちゃん。」
「はいはい。」
「クスッ」
麻ちゃんはきついけど実は面倒見がよくて、とっても頼りになる。あれ、私って麻ちゃんに面倒を見られてる?
琉璃ちゃんは何時も優しい。麻ちゃんと違って何時も優しい。(柔道してる時は違うけど)