いけない!?同居生活
トントン
「さっちゃん?お風呂あいたから入って。お湯もためといたから」
「あ、あ、ありがとうございます!すぐ入ります!」
春さんの声。
今聞くとドキンとする。
私、春さんの事、本当に好きになっちゃったんだ。
まさか、こんな事になるなんて。
単純すぎる自分に驚きだ。
でも。
ちゃんと普通に過ごさなきゃ。
不自然にならないように。
「よし」
お風呂に入る準備をして部屋を出た。
一度リビングに春さんに声をかけに行く。
そこには、濡れ髪の色っぽい春さんの姿。
―――――っっっ!!?!