いけない!?同居生活
「まぁ、だから、気を遣ってくれる必要はないってこと」
「わかりました・・・。すみません」
なんとなく、ホッとした。
倖也さんが恋人じゃなかったからといって、私の恋が実ることはないんだろうけど。
それは、悲しいけど仕方ないよね。
「それにしても、あたしと倖也がねぇ」
「勘弁しろよ・・・」
「こっちの台詞」
ケラケラと春さんは笑ってる。
春さんはあまり気にしていないみたい。
「じゃあ、そういう事でクリスマスは二人でバーに来なさいよ」
「は、こいつと?」
「またそうやって私の事、敵視する!」
「うるせぇな。わかったよ。行けばいいんだろ、行けば」
なんでそんないやいや行かれないといけないのよー。
でも、春さんのバーにはいきたいから行くもんね。