いけない!?同居生活
「あー!やっと会えた!お姉さん!」
定休日を終え16日。
私は誠さんにバレンタインを渡すため、バーに来ていた。
なるべく早い時間に来てさっさと帰ろうと訪れたら。
入って早々、突然絡まれた。
見覚えのある金髪に。
「えと、君・・・」
「覚えてますか!?おとといすぐそこで会ったんですけど!」
「覚えて、るけど・・・。どうして君がここに?」
というか、ほんとテンション高いな。
ちょっとお姉さん、ついていけないんですけど。
「さっちゃん、いらっしゃい。知り合い?」
「あ、誠さん。お久しぶりです。知り合いというか・・・」
迎えてくれた誠さんに、なんと説明すればよいものか。
まさか、もう会う事なんてないと思ってたし。