いけない!?同居生活
それでも、今はこの決断が最善だと思うから。
「じゃあ、今週の日曜日は?」
「はい!僕、行きたいところがあるんです!」
「うん。じゃあ、そこに行こう」
太陽みたいな、キラキラした笑顔。
その笑顔を、もう少しだけ見ていたいと思った。
なんてわがままで自分勝手な理由だろう。
それでも。
同じような恋をする彼と。
自分の明かせない恋心。
勝手に重ねて、勝手に切なく思う。
やっぱり私は、大ばか者だ。