いけない!?同居生活


「くそっ!いつかはバレると思ってたけど、ついにばれたか・・・」

「ごめんなさい・・・。私のせいなんです・・・」




私は、あった事を全部話した。
徹平くんから聞いたこと。

咄嗟に誤魔化したけど、気づかれてしまった事。


徹平くんの家の事。




「奏多・・・か。そういや、いたな。その弟ってわけか」

「はい・・・」




倖也さんはため息を吐きながら頭をかきむしった。
私は正座した上に置いた拳をぎゅっと握りしめる。




「そんな顔すんなっ」

「うっ・・・でも・・・」



倖也さんが私の頭に手を乗せわしゃわしゃとかきむしられる。






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