いけない!?同居生活
「いいのかよ」
「・・・わからない」
ぼんやりした奴だな。
はっきりしない奴。
まぁ、俺には関係ないし。
ぐぅぅぅぅぅぅ・・・・
「・・・は」
「・・・」
あまりに不釣り合いな音に、耳を疑った。
え、今、こいつの腹が鳴ったの?
お坊ちゃまで金持ちのボンボンのこいつが?
「ぷっ、ぶははははは!お前、顔に似合わずすっげぇ音!」
「・・・っう、うるさいな・・・」
春馬はすごく恥ずかしそうに俯いていた。
少しだけ、春馬に気を許した瞬間だった。