いけない!?同居生活

｢おーい。ご飯だよ！片づけてきな！」

｢はーい！」




母親は、めちゃくちゃ張り切ってた。
見栄なのかよくわかんないけど、めちゃくちゃ豪華だった。



｢たんとくいな！｣

｢いただきます！」

｢・・・いただきます｣




がつがつ食べ始めた俺とは違って、春馬はものすごく、上品だった。
なんか、場違いなくらい。



｢学校どうだった？｣

｢あ―。まぁまぁかな。金持ちばっかで話しあわえねぇもん」

｢でも、この前友だちできたって言ってたでしょ？｣

｢ああ。俊な！あいつ今日風邪で休みだったんだ｣

｢そっか、残念だったね｣




食事の時間に、今日あったことを話す。
それが俺と母親の日課だった。