いけない!?同居生活
マンションまでたどり着き、エレベーターで部屋まで向かうと。
部屋に入って真っ直ぐお風呂場に直行した。
乱暴に扉を開け、抱上げていた沙紀を浴室にほおり投げた。
シャワーヘッドを掴むと、おもむろに水をだし沙紀の頭上からシャワーをかけた。
「――――っ、え!?や!?なに!?」
意識を取り戻した沙紀は、戸惑ったように暴れはじめた。
その様子を無言のまま見つめていると、沙紀は自分に気づいたようで顔をあげた。
「え、は、春さん?どうして・・・?」
戸惑った表情で見上げられ、シャワーを止めると、沙紀の腕を乱暴に掴み上げ自分の寝室に引っ張り込んだ。
「え、春さん!?あの・・・っ!」