南くんの彼女 ( 熱 烈 希 望 !! )



会えない時間に私のことを…


確かに、それは嬉しい。
でも、でもね?

問題点がひとつありまして…


「わ、私…南くんの連絡先、知らなくて。」


うん。
なんか、聞いちゃったら毎日 毎日 送りつけて愛想尽かされそうだし

実は、学校以外での南くんとの絡みってないんだよね。考えてみれば。


「………佑麻ちゃん、本当に南くんのこと好きなの???」


「す、好きだもん!!」



まさか、茉央ちゃんにまで言われるとは思っていなかった言葉に動揺を隠せずにいれば、南くん顔負けのため息が聞こえてくる。


「礼央くんに聞いてあげるから、今日の夜 メッセージ送って実行しなね?」


「え!!待って…こ、心の準備がまだ!」


「待ってられません。」



時として茉央ちゃんは、鬼と化す。これは前から分かってた事だけど、まさかこんな事になるなんて思ってなくて


私は今、1人じゃない!って言う心強さと…茉央ちゃん鬼!って言う恐怖心で胸がいっぱい。


…でも、本当はずっと知りたかった南くんの連絡先。


本当は天にも昇る気持ちです。。鼻血
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