南くんの彼女 ( 熱 烈 希 望 !! )
「……まぁ、チヤホヤされたいなら別だけど?俺は興味ない。」
そう言いながら、南くんは自分のワイシャツの袖でグイッと私の唇をなぞる。
「〜〜っ!」
「…ばーか。」
そう呟いて、動けなくなった私を見て満足げに笑うとそのまま行ってしまう。
南くんのワイシャツは、ほんのりピンク色に染まってて私の唇からグロスは落ちていた。
….…やっぱり、南くんは手強い。
「…もう…、大好き…。」
南くんの後ろ姿にポツリ呟いても、届かないもどかしさと、いつか届いて欲しいっていう願いが交差するマイハート(殴飛