南くんの彼女 ( 熱 烈 希 望 !! )
それに、安心したいよ…私だって。
でも、人の気持ちは変わりゆくものだって、この前テレビでやってたもん。
あ!もちろん、私の気持ちは生涯消えることなく…揺るぐことなく南くんにだけ降り注ぐこと間違いなしだよ?!
そもそも、
「…み、南くんがそんなにカッコいいから…安心できないんだもん。」
そこが1番の問題点じゃん。
南くんが好きにならなくても、相手は好きになるかもしれないし。
相手がグイグイ来たら押しに負けて好きになっちゃうかも…
ボソッと呟いた私の言葉に、
……はぁ。っていつものため息が聞こえて来て、
「…なら、そんな不安に思う暇もないくらい愛してやる。…覚悟しろよ?」
「〜〜なっ///」
最上級の笑顔と甘い言葉を投下した。
…だめだ。
やっぱり、私
南くんにはきっと、一生 敵わない。
【 番 外 編 お わ り 】