南くんの彼女 ( 熱 烈 希 望 !! )

「えへへへ」

「キモい。」


結局、クッキーをくれた南くん。なんで？って気持ちの方が大きいけど、それでもやっぱり、素直に


「嬉しいんだもん、すごく。」

「…あっそ…。」


すごくすごく嬉しいんだよ？ちゃんと伝わってる？

あー、こんなことならやっぱり南くんにクッキーあげれば良かった。なんて、今更遅いんだけど。


「…そ、そうだ！南くんの好きな食べ物って何？」

「…たこ焼き」

た、たこ焼き！！初めて知った。南くんがたこ焼き食べてるところ…うん、かっこいい。


よし、今度作ってこよう。たこ焼き。クッキーのお礼も兼ねて、ね？


「…南くん、たこ焼き好きなんだ〜。」

「好き。」

「…〜〜っ！///」


す、す、好きって！南くんが好きって言った〜！(※たこ焼きの話です。)