南くんの彼女 ( 熱 烈 希 望 !! )
「足りるよ〜」
パンをモグモグしながら答える私、
「ほんと?女子はやっぱり小食なんだね!」
「そ、そんなことないよ///」
私には見向きもせず、茉央ちゃんに笑いかける宮坂くん。
待って?おかしくない?
いえ。いいんです。私なんて空気も同然です。お気遣いなく。(最初から気遣われてない)
「…俺も食べて来ようっと。じゃ、茉央ちゃん佑麻ちゃん!またね。」
そう言って颯爽と消えていく宮坂くんは、当たり前のように南くんの机へと戻っていく。
いいなぁ。当たり前のように南くんと一緒にお弁当…食べたい。