南くんの彼女 ( 熱 烈 希 望 !! )



「嶋中くんは、なんで学級委員になろうと思ったの?」

「んー、好きでやってるわけじゃないよ。誰もやらないと話進まなくてHR終わらなそうだったから。」


「そうなんだ…それでもみんなのことまとめてて凄いなぁっていつも思ってたんだ〜!」


「そうかな?俺は南に冷たくされてもめげない森坂の方が凄いと思うよ。」


そう言って、クスッと笑うと爽やかな笑顔で見つめられる。


や、やばい!気にしてなかったけど、嶋中くんスーパーイケメンじゃん!!

(もちろん、南くんには負けるけry)


「み、南くんって手強くて…モテモテだし。」


いつものウザいくらいのアタックも出来ずに指をくわえて見てる始末。


「フッ、確かにかっこいいしね。」

「そう!そうなの!!分かってくれる?南くんって本当に中身までかっこいいんだ!!」


思わず嶋中くんの手を取り熱弁する私に、一瞬驚いた顔をした嶋中くんは


パッと私から視線を逸らす。

あれ、この感じ…さっき南くんにもされたような??

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