本当の君って!?
「はぁー。楽しかったねっ」
って…外真っ暗っ!!!
「卓也以外と歌うまいなっ!!!惚れたわーっ」
淳が松山くんの頭を
くしゃくしゃした。
「っつか!!この後ゲーセン行かねー??」
「さんせーいっ♪」
「…俺は早く帰るわ。」
松山くんが手を挙げて
申し訳なさそうな顔で言ってきた。
「なんか用事とか??」
「俺…バイトしててさっ。だから時間がもーすぐで…じゃっ!!!」
えええっ!!!
松山くん帰っちゃった…
「お・い・か・け・な・い・の」
アユがあたしの耳元で話てきた。
「へっ?!」
「あんた松山くん好きなら追いかけるぐらいしないとっ。好きなんでしょー??」
……いつから…
あたしはアユの言うとおりに後を追った。
でも後を追って見てしまったものが…