本当の君って!?
そういえば昨日頭かかえて帰ったよーな・・

「松山くん大丈夫だったぁ?」
クラスの女子たちが駆けつける。

「うん。大丈夫だった。」
そう言うと笑顔を向けながらあたしの隣に座った。

「・・東さん・・・」

ボソッと手で口を隠しながらあたしに話しかけてきた。
「はいっ・・・!!」

「昨日はマジでごめん」

「あっ・・・あー。それなら大丈夫!!!松山くんこそ大丈夫??」

「あんときは頭いたくってさ。」

松山くんは申し訳なさそうにしたを向いた。

すると先生が入ってきた。
「えー。今回の件は詳しく他のクラスにも話を聞く予定だ。何かわかったことがあったなら伝えてくれ」

みんなめっちゃ静かだょ・・
もやもやな気持ちを胸にしまいながらあたしは隣にいる松山くんを見つめた。


・・・・まさか・・・ね。
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