君の笑顔を額縁に
時計を見ると、午後五時四十五分をさしていた。

「ちょっと待ってて」

有馬くんは、そう言うと公園から抜け出した。 

正直、ここによるのは想定外だった。てか、今日一日のことが一番想定外なんだけど。

だけど、ここによってよかった。この時間は、あまり帰りたくない。あいつらに会うから。
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