君の笑顔を額縁に
「くぁーっ、やっぱ美味しいねー!」

有馬くんは、ご機嫌に言った。

「あの、ジュースの代金払うよ!」

さすがに申し訳ない。自分の分はきちんと払わないといけない。

「いや、いいよ、別に。 モデル代の前払いとして。 それに、戻ってきたときにきつそうだったから。」

何か、あるなら話してくれたら嬉しい。

有馬くんは、小さな声でいった。
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