君の笑顔を額縁に
しばらくして、有馬くんが言った。
「そーいや、菱川さん。家遠いね。ここら辺で、志麻高校通ってるやつ誰かいる?」
静まり返っていた空気に堪えられなかったからかもしれない。
「ううん、いないよ。私一人。」
私は、首を横に振った。
「へー、じゃあ、ここら辺の人は何中が多いの?てか、菱川さんは、何中?」
「ここら辺は、第一中学校だね。もちろん、私もだよ。一中の、私と私立組以外は、隣町の木部高校に通ってる。」
私は、一中の奴等と同じになりたくなくて、ここからいちばん遠くて、あいつらが誰もいかない志麻高校にした。
「有馬くんは、何中なの?」
「俺は、東中だね。志麻高校のだいたい三分の一くらいが俺と同じ中学校出身だよ。」
そーいや、3組でいちばん多い中学校は、東中だったような気がする。
「そーいや、菱川さん。家遠いね。ここら辺で、志麻高校通ってるやつ誰かいる?」
静まり返っていた空気に堪えられなかったからかもしれない。
「ううん、いないよ。私一人。」
私は、首を横に振った。
「へー、じゃあ、ここら辺の人は何中が多いの?てか、菱川さんは、何中?」
「ここら辺は、第一中学校だね。もちろん、私もだよ。一中の、私と私立組以外は、隣町の木部高校に通ってる。」
私は、一中の奴等と同じになりたくなくて、ここからいちばん遠くて、あいつらが誰もいかない志麻高校にした。
「有馬くんは、何中なの?」
「俺は、東中だね。志麻高校のだいたい三分の一くらいが俺と同じ中学校出身だよ。」
そーいや、3組でいちばん多い中学校は、東中だったような気がする。