隣にはいつもキミ
彩さんの性格が一気に変わった。

「っじゃ。お先に♪」

するとまた普段の彩さんに戻ったのだ。

お邪魔虫・・・。

なんで・・・

どうしてあんたにそんなこと言われなきゃいけないの。



私だって。葵のコト好きなんだから・・・。



そのとき―。

どん!

「きゃぁ!」

女子たちの団体に押されてこけてしまったのだ。

「ったぁ・・・。」

足を見てみると血が出ていた。



そして私は学校へ着くとすぐに保健室に行った。

「失礼します・・・。」

「愛理!。どうした?」

そこには葵が居た。

そうか・・・。葵は保健委員か・・・。

「足・・・。怪我しちゃって。」

「んじゃぁ、ココ(イス)座って。」

そういって葵は消毒液とバンソコウを持ってきた。

「いたいぃ~。(泣)」

「我慢しろよ!もうちょっとで消毒終わるから!」



「よし。出来た。」

「ありがとう」

そういって私は保健室を出ようとした。




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