隣にはいつもキミ
2人の会話が微かに聞こえてくる。

「あたしよりあの子を選ぶの?
 私はあの子に負けたの?前まであんなに。
 あんなに愛し合ってたのに!!」

「でも。俺は愛理が好きだ。
 お前の気持ちにこたえることは出来ない。」

彩さんが・・・もと彼・・・だったんだ。


そう思い、私は下を向いた。

でも。でもでも。私だって・・・。

葵のコト・・・大好きだもん!



そのときっ―

「キャァ!・・・あお・・・ぃ」

え?!

何してるの?!葵!?

私は彩さんの声がしたので2人を見てみると
葵が彩さんを押し倒していた。


イヤッ―・・・。

やめて・・・。


「ねぇ?愛してるよねぇ・・・。」

「愛っしてるっ。・・・チュ―。」


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