隣にはいつもキミ
「愛理なんか変。」

「どうして?」

そりゃあんなの見たら・・・。

「ねぇ葵。何か隠してること無い?」

私は真剣な目をして葵に言った。

「え・・・。」

「私。もう・・・葵の気持ち分からない」

私は思いっきり走った。

葵に追いつかれないように。




そう。

コレこそが彩さんの作戦だったのだ。

私たちの仲を悪くして分かれさせて
彩さんと葵が付き合えるように・・・。


そのときっ―

ドンッ!!!!!!!!

「きゃぁ。」


< 24 / 38 >

この作品をシェア

pagetop